九月定例会参加、ありがとうごっざいました!

アリアンロッドでは、3人のPCがタルタルハンの豚さん達を守るために奔走!
1人は自由気ままなフェアリー
1人は相方のアンデット
1人は村を守るクマ

おい種族人間がいねえぞ!?

そ、それはそれとして、今回はパズルチックに豚を集めて守るシステム。しかし寄せ集めれば豚のストレスで品質が落ちるぜ…ふふふ、悩め冒険者!

「村に豚1グループ入れればいいんじゃないかな」
「空いてる場所できたし、品質下がらんな」
「せっかくだし敵がきたら尾行しよう」
「拠点の辺りを付ける判定?はは、クリティカル」

お前らなんか嫌いだ!(笑)

結果、豚をさらって金を稼ぐ作戦実行中の妖魔達はぼっこぼこにされました。

そして人数分の一番高い豚肉をプレゼントー!肉質ポイントパーフェクトだったしなー!


そんなこんなな1日でした。皆ありがとう!

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春眠暁を覚えず。ってわけではないですが、連日の疲れから寝不足気味のダーケンです。
春は出会いと別れの季節ってことで、当サークルには2名の新参加者さんがきてくれました。
別れの方は某書店さんが5月の頭の方で閉店らしいってことです。
おそらく熊本ではTRPG関連書籍が一番揃っていて長らくお世話になってたので、せめて閉店までにできるだけ足を伸ばそうかと思います。
あんまりしんみりしてても仕方ないので次いきます。

本日例会終了後に代表のべべより無茶ぶりがありました。
「今日の例会のレポートよろしく」
……うん、そういうのは例会の前に言っとこうぜ。
まぁ、適当で良ければ書けるけどね!


ちなみに本日はアリアンロッド1卓。
GM1名にプレイヤー7名。
いや、あんたが何を言いたいのかはわかる。いっそ2卓に分けろよ、ってことだろ?
だがな、本日集まった連中はアリアンロッドがやりたかったんだよ。
うん、俺がアリアンロッドの予備卓を準備してれば済んだって話なんだけどな。

ちなみに内容は大体今回予告に沿ったもの。
自分のキャラはリウという名の格闘家。ケーンという兄弟弟子がいて、俺より強い奴を倒しに行く、ってコンセプトだったものの、状態異常の敵に追い討ちをかけるようなスキルを取った為、俺よりゲスい奴を倒しに行く、というコンセプトに変更。ついでに金がないため、防具がない。
こんな奴がギルマスでいいのだろうか。……?
ちなみに他のメンバーは、投げナイフ専門のシーフが2名、内訳は純正アタッカーと、毒や衰弱を使う暗殺者もどき。
アコライトが2名、一方は何故かシーフ並みの回避力で、もう1人は殴りアコ?
残る二人はメイジとホモウォーリア。
驚いたことにこのホモ、プレイヤーは初心者なんだぜ。

ちなみに今回予告では少女、となってた馬車の中の王女だが、蓋を開けてみれば22才。
プレイ前は王女の髪型をリーゼントにして差し上げようかと企んでいたものの、22のリーゼントなんぞ需要がないよ、と計画破棄。
とりあえず王女誘拐の実行犯の腰ミノボディビルダーに毒を与え、鳩尾を一撃し、ホモに与える。
そのまま王女護衛の依頼を受けて、目的地に到着したものの様子がおかしい。
というか、王女の外出そのものがそもそも何者かに騙されて誘い出された模様。
こりゃお国騒動に巻き込まれちまったぜ、と仕方なく護衛を継続して王都へ向かう一行。
移動前に完璧に偽装した結果、何事もなく王都へ到着したものの調べてみると城は反乱勢力が牛耳っている模様。
で、城に突入した結果、城を牛耳っている黒幕は将軍ことケーンだったりした。
同じ流派なのにこちらは防具はないが防御力無視攻撃のモンク、もう一方は鎧に身を固め防御力無視も、状態異常に追い討ちをかけるようなスキルすら持っていない将軍。師匠は何者だよ……
ホモが王様に惚れるとか魔法騎士が魔法少女騎士になったりと、特に問題なくケーンを撃破しましたとさ。

参加していただいた方ありがとうございました。

ちなみに5月は25日(日)13時からパラノイア、6 月は22日(日)13時から何かやる予定です。
まぁシナリオ準備できたら正式に告知します。
先日、TRPGサークルARCさんの所で卓を囲ませていただきました!

システムは「シノビガミ」、現代を舞台に忍が秘密を持って探りあう素敵な疑心暗鬼ゲームですことよ!(笑)

今回は、学園を舞台にキャラクター達が学園の秘宝を求めて行動してました。

一人は、学園の秘宝の守護者であり、それを何者かに奪われてしまった主人公。そしてほかにも秘密が・・

一人は、とある悪の組織のボスに秘密を提供しようと動く忍。しかし、本当はそのボスをぶっ散らかしたいと目論んでいます。今は他人に憑依したボスを探して夜襲をかけまくるぞ!

一人は、またボスに秘宝を提供すべく動く忍。しかし記憶を失っており、本当の目的は記憶を取り戻すことです。

そして、ワタクシ演じるは、国家の損失を、そして学園の人材を守り、世界の秘密を暴くために動く変人でした。


NPCを探り、秘宝を奪った下手人を突き止めながら行われる夜襲、そしてそれを食い止める水面下の攻防!

相手の裏と秘密を読みあい、感情を結んでいく忍達!

そしてプレイしていく度にバカキャラから腹ぐろに転換していく我がPC!(笑)


一応詳しい内容は今後のために伏せるとしましてー(笑)


やがて最終決戦!正体を明かしたボスをぶん殴るために結託していく忍だが、いかんせん火力があまりないメンツ。
じりじりと削り削られ、戦いも佳境!

そして、主人公(男)から記憶喪失(男)に明かされる驚愕の事実!

「お前が・・・好きだぁぁあああ!!щ(゜□゜щ)」

「「うおおぉぉぉぉいいいいー!?Σ(´□`;)」」

いやおかしいやろぉー!(笑)


愛の力をもって、ボスを一刀両断!秘宝も戻り元の鞘に収まった平和が戻りました。


最後に、主人公は伝説の木の下で、記憶喪失さんを待つのでありました・・・逃げられてたけどなぁ!(笑)


全体を通して、かなりおもしろいシナリオでした!自分がやりたい演出をやり過ぎてた気がしますが・・・や、すみません。


ではまた次回を楽しみにして、今回はここまで!
定例会に参加してくださった皆々様、ありがとうございました!

今回やったのは予告通りハイパーT&T!

二十年前、あっしが四歳の頃に産声をあげたすんげぇシステムですね。


能力値やらなんやらダイスで決めるから楽しかったっすよー。

今回参加したのは六人で、

万能型クールビューティーのフェアリー

有り余る知力を駆使するエルフ魔術師

平凡なようで支援が光る人間魔術師

冷静にチームを引っ張る聖闘士

腹黒ゲスメカクレ巨乳のダークエルフ僧侶

無双必至の怪物ケンタウルス戦士

です。

能力値決定の段階で、みんなで幸運20は高いねー、知力30すごいねーって言い合ってる中、ケンタウルスさんだけ

「体力90台、耐久(HP)80台になりました」

一同「( ; ゜Д゜)」
一同「((((;゜Д゜)))」

この瞬間にゲームのバランスは崩壊しました(笑)


いざゲームが始まり、商業者の護衛につくと当然のように起こる戦闘!

しかし、ケンタウルスさんの暴風のごときパゥワーによりオークもオーガも完全壊滅!
はっはっは!圧倒的じゃないか我が軍は!

次の瞬間、ジャイアントの投石によりエルフ魔術師さんが圧死。

Σ( ̄ロ ̄lll)

こ、こいつがレトロゲーの洗礼ってやつか!データの強さとは関係なしに死ぬときゃ死ぬってことか・・・!
相手にしてられねぇと逃げの一手、しかしここで私演ずるダークエルフの瞳が光る!

「魔術師さんの遺品は剥ぎ取って逃げます!」

「「おい」」

魔術師さんの犠牲は無駄にしないぜ・・・!
この時あたりからこの僧侶は首にすべきだとちらほら意見が出てたよ!不思議だね!

で、なんやかんやあって、次に牧畜をおそうゴブリンを退治してとの依頼。

どうやら洞窟を掘って根城にしてるようす。そしてフェアリーさんから一言。

「入り口を埋めりゃ酸欠になるだろ」

い、いぇーがぁー!Σ(´□`;)

埋め立てられて、堀当てた別の出口に向かうゴブリン!

聖闘士「出てきた所を足引っ掻けて転ばせて奇襲しよう」

ダークエルフ「あ、鉄の鎖ありますよ」

ぃ、いぇーがぁー!(;゜∇゜)

GMが用意した、本来なら新米に出さないであろうレベルのオーガとかを罠にはめてタコにする冒険者達。

聖闘士さんなんか張り切りすぎてダメージ200オーバーしてましたからね!技の代償で死にかけたけど!(笑)

ボスを圧倒的パゥワーで粉砕した冒険者一同。これで依頼はクリア!やったね!

ダークエルフ「じゃあ休憩がてらに料理しましょうかー」

GM 「あ、じゃあ判定して・・・2レベル?すごく美味しくできたね。じゃあ・・・『においにつられてクマがきたよ(°▽°)』」

一同「!?Σ( ̄ロ ̄lll)」

結果、この熊にぼろっぼろにされるあくしでんつ・・・ケンタウルスさんがダメージカバーしてくれてなければあっさりと全滅してました・・・グレートオーガよりつええ熊とかなんなん・・・?

ま、まぁ紆余曲折ありましたが、依頼は果たしたし万々歳!楽しいセッションになりました!

またやってくんないかなー!ありがとうございましたー!
アルシャードセイヴァー『キズナ』
GM、ベベ。

胎の内に奈落を宿す一族の女。
その一族の女は奈落と生き、次の身にその奈落を憑かせ、外の人間の一生とは短い人生を送り、死ぬ。
彼女らは何度も涙を流した。産みの涙を、痛みの涙を、悲しみの涙を。私の仔にはこの痛みを受け継いでほしくない……。しかし、彼女らの願いは届かない。それはこの一族の使命、宿命、命を賭さねばならない、なぜなら、そうしないと世界が終わるから……。

東堂オユウ、彼女が今代の「奈落」の継承者。
齢は18普通ならば大学受験のために勉強しているはずだが、彼女は内なる痛みと闘っていた。
「……!!、  !?」
するどい痛み、それが唐突に始まり、終わる。そんな痛みがあるため、満足に外も歩けない。
「お嬢様」
襖の向こうから声。
「ハァハァ……、どうぞ」
「おきゃくさまg……」
「おねぇちゃん!!」
屋敷の者の声を遮り、入ってきたのは、煌堂(こうどう)ミラ。オユウの後輩に当たる少女、中3。
「あら、ミラちゃん。どうしたのぉ?」
ミラはオユウの護衛にやってきたという。オユウの身に危険が迫っているからだということだ。
「やぁ、こんにちは」
「どぉもどぉも」
鬼のような図体のした男と、怪しげな関西弁を話す男が部屋に入ってきた。彼らもミラとは別の組織から派遣された護衛だという。


「わたくし、今代祁答院家の当主となりました。祁答院要(けどういん かなめ)と申します。以後、お見知りおきを」
祁答院家当主の要が東堂家当主ヌケサクへと挨拶をしている。東堂家はここら一帯を束ねる大地主なのだ。
「ほっほっほ、よいよい、がんばりたまえ」
と、適当な答えをする東堂家当主に頭を下げている祁答院家当主は内心ほくそ笑んでいた。
(ここから征服していけばいい……)


「おや、懐かしい顔が」
鬼のような男、エセ関西人、ミラ、オユウの集まっている部屋に顔を出したのは、東堂家の管理している土地で最も大きい神社の宮司、神樹ナギだ。
「どなたですか?(だれだろう、この人どこかで会ったことあるような……)」
「……わからないなら、いいんだ」
と、ナギは顔を外へと向ける。
「あぁ、そろそろ夕飯の準備をしないと……」
と、オユウは立ち上がる。
「あ、あたしもいくよー」
と、妹のように慕ってミラはついていく。
「私もいこう……」
そういって鬼男、九鬼(くき)がオユウの後ろへと付いていく。
「あんたはいいのよ!!」
「そうはいきません、これも任務なので」
「じゃあ貴方は外よ!!」
「しかたありませんね、何かあったら読んでください」
そう、言いあいながら彼らは台所へと向かって行った。

「なんなんや、彼らは?あ、わては、ミキ タクミといいまんね」
「わたしは神樹という。それはそうと、今回の件は調べることがありそうだな……」
「あんさんもそうおもいますか」
ミキの口調はおちゃらけたものだが、クエスターとしての使命感にあふれた声になっていた。
「色々とひっかきまわしてみましょかいな……」
「私も動こう」


彼ら5人の任務
煌堂ミラ=オユウの護衛。
神樹=当主ヌケサクを見極める。
九鬼=東堂セイジの見極め。
ミキタクミ=東堂ジョセフを見極める。
祁答院要=東堂家を見極める。


彼ら5人は任務のため、護衛の間に色々と探して回った、東堂家の歴史、一族、ユウカ、一族の胎に潜む「奈落」。そうすることによってわかる謎。
・東堂家の女性は総じて短命
・東堂家の子は女子が圧倒的に多く、唯一の男子はセイジのみである。
・胎の「奈落」の体力は底なし。故に退治する術がない。

ミラを除く4人が謎を解明している間、オユウの中の痛みがまた彼女を苦しめる。
「ぅ……あぁ……」
「おねぇちゃん!!」
「……、もう、大丈夫」
今回の痛みはそう長くはなかったみたいで、すぐに引いたようだ。
「薬を飲まないと……」
「薬?どこにあるの?早く飲まないと?」
「大丈夫、もうすぐ来るから安心しなさい」
オユウがミラに対して、笑顔を見せた。
「こんなところにいたのか」
と、4人が顔を出した。
「ちょっと、情報を整理しましょう……」
と、神樹が言っている途中、部屋の隅の方で空間が歪み、何かが現れた。
「その前に運動でもやりまひょか」
「オユウさん、こちらへ」
空間の中から現れたのは、奈落(二体)と、その奈落に従えるように魔犬(二体)が現れた。
彼らが現れると同じくらいにオユウがまた苦しみだす。
「どうやら、彼女の中の奈落と共鳴しているみたいですねぇ」
「じゃあ、この奈落を倒せばおねぇちゃんの痛みは治るの?」
「治るじゃなくて、引くだな」
「どうでもいいから、早くやろうよ」

ミラ、ミキが奈落を抑えている間、魔犬がオユウを襲う!!
「見落としてもらっては困りますねぇ」
赤鬼の異名で通る、九鬼が魔犬の攻撃からオユウを守る。
魔犬に対しては、神樹と要が攻撃をしかける。
一つひとつと、敵が減っていく。そして、最後の魔犬が霧となり霧散していく、それと同時にオユウがふらつく。
「おねぇちゃん!」
「大丈夫よ、ちょっとめまいがしただけ」
その後、オユウは大事を取って休むことをした。


謎を解明してまた謎が浮かぶ。
奈落を抑えるため、常日頃から薬を服用する必要があり、その薬はどのような成分か。
本当に「奈落」は滅することができないのか。

・薬は一族の女の体力・体の状態により、オーダーメイドにて製造するため量産はできない。
・副作用としては服用すると、マナを先送りにするために寿命が縮むことになる。
・「奈落」は「闇」と呼ばれている。体力は無限大で能力値はAll5
・加護「ガイア」にてひきはがす事が出来る。その場合「ガイア」を使用した相手に取り憑く。
・その場合使用者はターン/6Lvのみ生存可能。(例:Lv5のガイア使用者に取り憑いた場合、1ターンもたずに取り憑かれた者は奈落化する。
・その時に取り憑かれた者と「闇」の体力は同調し、同値となる。

この情報を得るために、東堂家にいるジョセフ、セイジへと会うことにした。
ジョセフはオユウの教育係というか、年の離れたお兄ちゃんという存在だったみたいだ。今は東堂家から離れ、近くのマンションに住んでいる。
「あらやだ、オユウちゃんの事ぉ?そうねぇ、彼女も色々と抱えているみたいだし、本当大変なのよねぇ……」
と、マニキュアを塗りながら彼(彼女?)は言った。
「あなたたちも本当に色々と嗅ぎまわっているみたいだけど?文字通り何かを「探し求めている」みたいね」
と、一部分を協調させながらこちらを見た。彼はこちらがクエスターであることを知っているようだった。
「まぁ、いいわ。あなたたちなら彼女らの事を救えそうな気がするわ……」

セイジは東堂家に反旗を翻そうとしているみたいだが、周りには完全にばれているため、そこまで重要視されてないようだ。
「私は、あの家について我慢がならない!!あの親父の腑抜けぶりはどういうことだ!!このままだと、オユウは……」
と、憤慨していた。


「ということだ、どうだろうか?」
と、ミラ以外が悩ましげな顔をしている。ミラとオユウが4人の部屋に来る。
「おねぇちゃんの体調がいいみたいだから、皆で外に行こうよ!!」
ミラとも情報共有をしているのだが、またいつ奈落が現れるかわからないので、オユウの傍にいる。と言って絶えずオユウと一緒にいるのだ。
「皆さんもいきましょう?」
オユウが楽しそうにいうので、随行することになったのだ。

外は冬と春の中間くらいで、休日だからだろうか家族連れや学生が多い。
「外に出るのは、久しぶりです」
「へぇ~私は毎日のように外を走り回ってるよ~」
「元気ですねぇ~」
オユウとミラが二人並んで歩き、要と神樹は二人の少し前を歩いている。九鬼はオユウ達の真後ろだ。
「やだ、あのでかい人、ストーカー……?」
「警察呼んだ方がいいんじゃ……」
九鬼に対して、周りの人間は疑いの目を向けているが、その前の2人が楽しそうにしているのを見ると、安心したように興味を無くす。
「どう思います?九鬼さ……」
賛同を得るためにミラが九鬼を振り返った時、九鬼が腕組みしたまま真横に吹っ飛んだ。
「ッ!?」
―シールエリア!!
結界が貼られ、一般人が結界内で起きたことを記憶できないようになる。5人は即差に集まり、九鬼を殴り飛ばした相手を見る。
「この手段をとるしかないわけか……」
意識をうしなったオユウの首にナイフを突き付けるのは、オユウをずっと見てきたジョセフだった。
「おねぇちゃんを離せ!」
ミラが空間から剣を出し、構え吠えた。
「私は彼女を救おうとしているのよ?もう彼女には時間がない、彼女の体は正直いってもうすぐ奈落に喰い破られるわ。その前にこの奈落を殺さないと……」
「その身をころしたとしても、奈落を殺したことにはならないんでしょう?」
「そうよ、だからあなたたちにお願いがあるの」
「なんや」
「……ここじゃなんだから、場所を移動しましょう」
と、ジョセフは少し離れた場所を告げた、そこは戦国時代血を血で洗う戦が繰り広げられた合戦城跡地だった。


「で、どうするつもりや?……いや、そのまえにあんたのレベルをきかせてもらいましょ」
「18よ」
ジョセフは口の端を上げて、
「ガイア―この子の奈落を引き継ぐ」
願いを告げる。

「クハ、ハ、バカナヤツダ!!適応者デモナイクセニ、ソノミに我をヌ゛……」
オユウの体から切り離された「闇」がジョセフに取り憑こうと闇の触手を伸ばし、取りこもうとし始める。しかし、彼のオユウを救うという強い、強い意志がそれをとどめる。
「今のうちにやるんや!!」
その言葉を皮切りに5人が一斉にジョセフに向かう。
オユウ、九鬼、ミキがジョセフを後ろから神樹、要が援護する。
仲間たちが傷つき、ジョセフの体も傷ついていく。
時折、「闇」の意識がジョセフを乗っ取ろうとするが、ジョセフがそれを必死で喰いとめる。内から外から「闇」を攻撃する。

「グアア……、バカナ、コノ我ガ、……シカシ、コノ男ノ命ハ無イ」
ジョセフの命の灯が消えそうになる。なす術は無く、これが必然なのだ、それを覚悟で彼は選んだ。自らが咎人になることを。
「大丈夫、私に任せて。もうこれ以上哀しい涙は流せない……」


ガイア―ジョセフにもう一度、生命の灯を。


ミラが願いを言葉にすると剣が光を放ち、「闇」の触手を斬った。
「「闇」貴方だけが消えるのよ」
「バ、バカナ、コ、コノワレガァアア……」
(ありがとう、ミラ……)
どこからか聞こえた声、それはミラが会ったことのない東堂家歴代の女たちの想いだった。

「闇」は霧散し、消えた。
これで東堂家を縛る鎖は消え、自由という運命を手に入れた。


「どうかなぁ、おねぇちゃん……?」
ミラはおろしたての制服をオユウに見せていた。
「可愛いですよ」
「えへ、ありがとう。あ、体調はどう?」
「えぇ、随分と良くなりました。他の方々にもお礼を言っていてください」
「わかったー」
オユウの中にはもう奈落はいないが、服用していた薬の影響もありたまにぐあいが悪くなることがあるという。しかし、それについてもあと1年くらいでおちつくという。

「ミラ、ありがとう」
それはオユウの心からの言葉。それとともに一族の女を代表としての言葉だった。


アルシャードセイヴァー『キズナ』

                                                 
                                        ―完―